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早大の講師、「北京オリンピックへの4つの期待」
発信時間: 2008-08-01 | チャイナネット

2 地元中国選手の活躍

中国で開催されるオリンピックですから、ぜひ地元の選手たちに活躍してもらいたいと思っています。その中心となるのは卓球、体操、飛び込み等中国のスーパースター達が代表となる種目になると思いますが、なんと言っても陸上の劉翔選手のハードルには活躍してほしいと思っています。

彼は北京オリンピック全体のシンボル的な存在になっているだけに、彼の活躍で中国の人々にさらなる感動を、そして世界の人々にもオリンピックを中国で開催してよかったと思える幸福感を与えて欲しいと思っています。

3 日本選手の活躍

日本の選手には出場する各選手が全種目でベストを尽くしてくれることを祈ります。

私としては、メダルにこだわる見方はしていません。晴れの日本代表となりオリンピックに出場する選手達は、日本で一番強いわけですから、結果がどうあれベストを尽くす姿を心から応援したいと思います。また、これまで選手達が歩んできた中で育てていただいた先生やコーチの方々、一緒に戦ってきた仲間とライバル達への感謝の気持ちをこのオリンピックに素直にぶつけて欲しいと願っています。

4 専門の陸上競技種目では

陸上競技にはコーチや選手で知っている人も多いので、どの種目も楽しみです。

室伏選手のハンマー投げ、男女マラソン、男子400リレー、走高跳びの醍醐選手・・・、名前をあげたらきりがありませんが、メダルや入賞以上に自己記録と日本記録の更新を期待したいです。

個人的には授業で教えたことのある5000mの竹澤選手が楽しみです。彼は2年前に私が授業の中で中国語について話しをしたら、授業後に「合宿で昆明へよく行くので、中国語には興味があるので。」と相談に来ました。とても向学心のある素晴らしい学生です。また、同様の理由で人間的にも尊敬できるマラソンの佐藤選手にもがんばって欲しいです。女子では福島大の川本監督率いる1600mリレーが楽しみです。

【プロフィール】

1957年生まれ 早稲田大学教育学部卒 筑波大学体育研究科大学院修士課程修了

専門スポーツは陸上競技

早稲田大学本庄高等学院 教諭 早稲田大学スポーツ科学部講師

2008年4月ー2009年3月 早稲田大学から北京大学への交換研究員

「中国国際放送局 日本語部」より2008年8月1日

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