日本男子マラソンの尾方剛選手は30日、北京で五輪正式コースの後半区間約20キロメートルを試走し、「都市全体が五輪の雰囲気に満ち溢れている」と満足げな笑顔で話した。「共同通信社」が伝えた。
今回は尾方選手にとって4月のテスト大会と6月のトレーニングに続く、最後の試走となる。早朝の涼しい気候の下、20キロ地点からゴールの国家体育場「鳥の巣」近くまで約1時間半を走った。「実際に暑い天気を体験できればもっと良かった。ここをできるだけ自分の場所にしていきたい」と自信をつけたようだ。
大気状況については「以前よりもきれいで、走っていて気持ちが良かった」と北京の大気に太鼓判を押し、路面の硬さについても「特に心配していない」と語った。
「人民網日本語版」2008年7月31日 |