北京オリンピック組織委員会の国際放送センター(IBC)運営チームの楊濱源秘書長は2日、国際放送センターの準備は整い、6日から119の中継機関には、オリンピック中継の信号を世界の各国に向けて発信すると述べた。
IBCの正式な運営は7月8日から始まり、25日からは24時間体勢に入る。今までに90のテレビ局と29のラジオ局がIBCに入り、スタッフの数は5600人に上っている。
楊濱源秘書長は、オリンピック中継の競争は非常に激しく、できるだけ早く環境に慣れるため多くの技術スタッフは、5月からIBCで準備を始めたと説明する。7月8日から管理関係者は、電力コントロールなどの中継会社の疑問を解決し、IBCの準備は全て終了した。あとは試合が始まった後の発信を待つのみだ。
楊濱源秘書長によると、今まである大手中継会社が試験放送を行ったという。オリンピックのサッカーは8月6日に始まり、その日から中継機関はIBCから北京オリンピックのテレビ信号を発信する。今回の北京オリンピックは、全てハイビジョン中継で、これはオリンピック中継にとって重大な進展である。
「チャイナネット」2008年8月4日 |