香港特別行政区政府新聞処によると、北京五輪開幕を直前に控え、香港では現地で開催される馬術競技以外にも、各種競技の各国代表選手が大会本番に向け最終調整を行っている。香港は国際的商業・金融都市のみならず、アジア地区の重要な国際スポーツ都市となっている。
同処の報道官によると、香港では現在、北京五輪に出場するホッケー、競泳、バドミントン、陸上の一部の選手らが最終調整を行っている。また、カナダ、オランダ、ドイツ、オーストラリアの馬術チームはすでに香港入りしており、沙田・双魚河の各競技場で本番に備えている。
香港大学は世界でも指折りの競技施設を備えており、オーストラリア、ニュージーランド、ジャマイカなどの各陸上チーム、さらにはオーストリアの近代五種代表チームなどが最終トレーニングを行っている。
中国香港体育協会・オリンピック委員会の彭冲秘書長は、「香港は国際都市であり、さらに夏の気候条件が北京に似ているため、選手らにとって最終調整・天候順応に最適の場所だ」と述べている。特別行政区政府健康娯楽・文化事務署も北京五輪各種競技各国代表チームの最終調整をサポートしている。
「人民網日本語版」2008年8月6日 |