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「水滴」前で記念写真を撮る日本人サッカーファン |
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観客で満杯のスタジアム |
五輪サッカーは7日、全面的に始まった。中国のサッカーファンが最も注目しているのは瀋陽で試合を行っている中国のナショナルチームだが、天津で行われている試合も多くのサッカーファンをひきつけている。天津オリンピックセンタースタジアム「水滴」の初試合となった日本と米国の試合には、数万人のサッカーファンが駆けつけた。試合は、米国のホールデンがゴールを決め、米国が1-0で日本を下した。
米国チームからはワールドカップの出場経験を持つマクブライドや新鋭のアドゥーなどが出場、日本チームからは欧州リーグで活躍する森本貴幸や本田圭佑が出場した。このため両チームの試合には注目が集まり、「水滴」には5万2390人のサッカーファンが詰めかけたという。入場率は9割を超え、スタジアムはほぼ満杯となった。
試合当日の蒸し暑い天気のせいで、日本と米国の出場選手は汗びっしょり。観客席の観衆の熱気も高まり、両チームのすばらしいプレーに歓声があふれた。中国チームと関係ない試合とあって、中国人サッカーファンはどちらのチームにも声援を送った。米国チームのゴールにも歓呼がわき上がり、日本チームの粘り強いプレーにも熱烈な拍手が起こった。
スタジアムには、日本や米国からもファンが駆けつけた。観客席の一部には百人以上の日本人サッカーファンが集まり、応援メッセージの書かれた横断幕をかかげて日本チームを応援した。主席台の隣には数十人の米国人サッカーファンが集まり、星条旗を振るなどして米国チームにエールを送った。
「人民網日本語版」 2008年08月10日