ベラルーシの重量挙げチームの総コーチは11日、同チームの選手ヘナジ・マフベエニアが同日行われた重量挙げ62キロ級B組の試合中に深刻な肉離れを起こしたことを明らかにした。同コーチは、「現在の急務はマフベエニアを病院に運び傷の程度を確かめること。ただ筋肉が完全に断裂したという兆候はみられない」と語っている。「新華網」が伝えた。
マフベエニアは同日、ジャークの2回目で156キロを持ち上げようとしたが失敗。3回目の試技でも同じ重さにチャレンジしたが失敗し、負傷して床に倒れ、スタッフに支えられて会場を後にした。ベラルーシチームは会場の裏で、マフベエニアの太ももを氷で冷やす応急処置を実施。北京救急センターの救急車がすぐに現場に駆けつけ、傷の検査のためにまず選手村の総合診療所に搬送した。
「人民網日本語版」 2008年08月11日 |