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五輪に戦争持ち込まぬ 射撃女子エアピストル決勝でグルジアとロシアの選手が笑顔で抱擁
発信時間: 2008-08-11 | チャイナネット

 射撃女子エアピストルの授賞式が10日、行われた。金メダルは中国の郭文クンだったが、注目を集めたのは2位のナターリア・パデリナ(ロシア)と3位のニーノ・サルクワゼ(グルジア)。微笑でキスする2人の姿は世界各地の記者をひきつけた。両国では軍事衝突が起こっており、試合会場でも対戦相手となったため、火花の散る場面を予想した人もいた。

 ニーノは、「同じ会場で技を競う選手はみんな友達です。私とパデリナは同じロシア代表として競技に出場したこともある。私たちはよい友達なのです。スポーツは政治と関係ない。五輪大会は特にそうです。射撃なんてちょっと刺激のある種目ですが」とはっきりと述べた。その場にいたロシア人記者もこの発言に拍手した。

「人民網日本語版」 2008年08月11日

 


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