オリンピック関係者の多くの「重要人物」は、忙しい中で時間を見つけ、夫人と一緒に服をオーダーしたり、ショッピングに出かけている。
50着の服をオーダー
「ロゲ会長の娘さんと姪御さんは、私の店で50着以上の服をオーダーしました。私はここ数日、食事を取る時間もありません」と話すのは、三里屯にあるショッピングセンター雅秀服装市場で、服のデザインをしている李建軍さんだ。
ロゲ夫人と李建軍は古い友人で、ロゲ夫人がオリンピックの開会式で着ていた服は、李建軍さんがデザインした。今回は娘さん、姪御さんと一緒に訪れ、中国風のチャイナドレスを含め50数着を注文したという。
半価に値切る大統領夫人
カーボベルデ共和国の大統領夫人は、親指ほどのマッサージ器が気に入り、店の人が電卓を使って示した値段に、高過ぎると頭を横に振った。通訳や市場管理者たちの応援で、夫人は50元で3つの「1万回使えるライター」と電子マッサージ器を買い、満足して帰って行った。
面白い値段の交渉
8月に入ってから、秀水街には少なくとも10人以上の元首夫人が訪れている。秀水街の今月の来客数は先月より40%増え、毎日の買い物客の延べ人数は4万人を超えた。外国人客に好まれるのは、シルク、お茶、磁器など中国の伝統的な商品で、販売量は昨年同期より50%多くなっている。多くの外国人が秀水街に来るのは、普通の中国人と同じように、値段の交渉をして値切ることができて楽しいからだろう。
フィジーの首相は、夫人のショッピングに付き合う、数少ない「模範主人」だ。首相は夫人がパールを選んでいる時、突然足のマッサージに興味を示し、マッサージ屋で足のマッサージを受けた。
紅橋市場でのショッピング
パール製品を売っていることで有名な紅橋市場。グアム知事の夫人は、店を一軒一軒回り、時には椅子に座って店員さんと値段の交渉をした。ブッシュ大統領のお姉さんをはじめ、サンマリノ共和国の元首は家族や役員を連れて買い物に訪れ、パールのネックレスやシルク、工芸品などに興味を示した。
「チャイナネット」2008/08/13 |