北京五輪開幕から第9日目となった昨日(17日)、中国代表団の崔大林副団長は会見で、「中国選手代表団の、五輪前半期における成績・結果にはとても満足しており、中国が得意とする競技においてはその実力を余すところなく発揮してくれた」と述べた。五輪後半期には、中国が得意とする競技が多くないことから、中国代表団が金を狙えるチャンスは少なくなってくる。記者の、中国が金メダル獲得数国別ランキングでトップに立てるか、といった質問に対し、崔大林副団長は、「絶対に1位を守れると言える自信がない。それに、金メダル獲得数国別ランキング1位になることは、中国が五輪に参加する目標ではない」と述べた。京華時報が伝えた。
★男子選手も活躍
五輪前半期の結果・成績に対し、崔大林副団長は「みな良く頑張っている」と締めくくり、「中国代表団は、成績結果の面では、歴史的な記録を残したといえるだろう」と述べている。
崔大林副団長によると、この度の五輪において、かつて中国代表団の陰盛陽衰(女が強く男が弱い)の現象が明らかに好転している。中国選手代表団がすでに獲得しているメダル数の男女比はほぼ平均している。中国の男子選手達の活躍は目覚しく、一部の競技では大きな進歩を見せている。
「人民網日本語版」 2008年08月18日 |