中国共産党中央政治局常務委員である習近平国家副主席は18日午前、劉翔選手がケガで北京オリンピック110mハードルの試合を棄権したことを知ったあと、ただちに国家体育総局に電話で、劉翔選手と孫海平コーチへの心からのお見舞いと熱意のこもった激励の気持ちを表した。 習近平国家副主席は電話で、「中国共産党中央委員会のトップ層は劉翔選手のケガの具合に非常に心配している。一刻も早く手当てをおこない、いちはやく回復することに努めてもらいたい。劉翔選手はケガで棄権したことは誰にとっても理解できることである。劉翔選手が精神的な重荷に打ちひしがれることなく療養に努め、回復した後には一生懸命トレーニングをおこない、闘志を燃やして祖国のためにより大きな栄光を勝ち取ることをわれわれは希望している」と語った。 国家体育総局の責任者は習近平国家副主席からのお見舞いを劉翔選手と孫海平コーチに伝え、二人とも非常に感激した。「中国共産党中央委員会のトップ層からのご配慮と激励に心から感謝する。これからは療養に全力を尽くし、一刻も早く競技場に戻ることを決意している」と何度も表明した。 「チャイナネット」 2008年8月18日 |