劉翔の今回の棄権により、ダイロン・ロブレス(キューバ)に大きなチャンスが巡ってきた。これは当然の結果だが、ロブレスは劉翔の棄権を残念に想っている。「『金』を狙うのなら、コースにはすべてのライバルがいなければ・・・・本当に残念だ」。上海の「青年報」が伝えた。
ロブレスは劉翔の棄権のニュースを聞き、次のように語った。「いや、これはうれしくない知らせだ。彼に同情する」。ロブレスいわく、劉翔は男子110メートル障害でもっとも優れたアスリートであり、自分の目標であったという。「自分のゴールは劉翔のようなアスリートになることだった!今回の彼の負傷辞退で、われわれは共に闘う最高の機会を失った」。
ロブレスは現時点で、男子110メートル障害の12秒87の世界記録を有している。しかしロブレスにはまだオリンピック、ワールドカップでの金メダルはない。ロブレスは自信に満ちた声で語った。「金を狙う。ボルトのように。」
「人民網日本語版」 2008年08月19日 |