オリンピック競技日程の半分が終了し、観衆のオリンピック熱が再び急騰している。視聴率調査会社・AGBニールソンメディアリサーチによると、オリンピック競技日程前半の8月9日~16日、全国家庭の96%以上がオリンピック中継を見たことが分かった。
また、CCTVのオリンピック中継放送が、中国人のテレビ視聴に最も大きく影響を及ぼし、かつ変化を与えたことがデータから判明した。オリンピック期間におけるテレビ観衆は、以下の三大特徴を呈している。
(1) 都市・農村部住民の関心の高さがどちらも際立っている。
(2) 視聴率のピークが1日に何度も現れている。
(3) 家族や友人と一緒に観戦したいと望む人が極めて多い。
北京オリンピックが開幕した8日、90%以上の家庭がテレビで素晴らしい開会式を観た。9日の試合開始初日にも90%近い家庭がオリンピック番組を視聴、全国のオリンピック中継視聴率が全面的にヒートアップした。9日以降、一日平均87%の家庭がテレビでオリンピックを観戦している。
国民的一大スポーツイベントであるオリンピックを、家族や友達と一緒にテレビで観戦したいと望む人はかなり多い。AGBニールソンの調査データによると、オリンピック試合が始まってからの8日間、観衆の60%は家族や友人とCCTVのオリンピック中継番組を観ている。しかも、複数で観戦した時の平均視聴時間は、一人で観る時に比べ46%も高い。中でも女性は複数でテレビを観ることを好み、オリンピックを一人で観る女性はわずか30%だった。
「人民網日本語版」 2008年08月21日 |