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聖火リレー
発信時間: 2008-08-29 | チャイナネット

(1)採火式

北京五輪の閉幕後、第13回パラリンピックが9月6日から北京で開幕する。1つの組織委員会が五輪とパラリンピックを両方受け持つのは今回が初めて。北京オリンピック組織委員会の蒋効愚・執行副首席は22日、パラリンピック聖火リレーの詳しい内容について紹介し、「聖火の点火方法は驚くものになる」とコメントした。

蒋副首席によると、北京パラリンピック聖火の採火式は今月28日午前に北京・天壇で行われる。五輪の採火方式を参考に、パラリンピックでも太陽光を凹面反射鏡で集める方式で太陽の火になぞらえるという。天壇は中国古代に天に対して祭祀を行った場所で、ここで採火式を行うことは、中国伝統文化の核心理念である「天人合一(人の言行は天の意志と合致する)」を意味し、「人と自然の調和」に対する中国人の追求を体現するとともに、北京パラリンピックのエンブレム「天・地・人」の理念とも合致する。

(2)リレー

北京オリンピック組織委員会の蒋効愚・執行副主席は22日、パラリンピック聖火リレーの詳しい内容について紹介した。内容は次の通り。

パラリンピック聖火リレーは今月29日から9月6日の9日間、「超越・融合・共享」をテーマ、「情熱を燃やし、愛を捧げよう」をスローガンとし、国内外のランナーが中国11の省・自治区・直轄市にある11都市を約1万3000キロにわたってつないでいく。ルートは「中華文明」と「時代風采」の2つあり、同時に北京から出発し、西安・呼和浩特(フフホト)・長沙・南京・洛陽を巡る「中華文明ルート」では中華文明の悠久の歴史と壮大で美しい自然の景観を、深セン・武漢・上海・青島・大連を巡る「時代風采ルート」では中国改革開放の過程でけん引的な役割を担った東部沿海地域の経済発展と同時に、中部地域の経済の飛躍的成果を披露し、中国改革開放の成功と時代の様相をまとめて紹介する。

この2ルートを経て、パラリンピックの聖火は9月5日に北京に到着。続いて北京でリレーが行われ、メインスタジアムとなる国家体育場「鳥の巣」に翌日に到達し、聖火台への点火となる。パラリンピック聖火リレーのランナーは850人になる見通しで、障害者が全体の20%を占め、1人のランナーが約50メートルずつ走る。北京以外の都市では1日当たり約3キロのコースをランナー約60人がつなぐ予定。

(3)聖火台への点火方法

北京オリンピック組織委員会の蒋効愚・執行副主席は22日、パラリンピック聖火リレーの詳しい内容について紹介した。内容は次の通り。

北京五輪開会式のクライマックスにあたる聖火台への点火方法と最終ランナーの選択には各方面からの賞賛が相次ぎ、非常にすばらしいものとなった。パラリンピックの最終ランナーと点火方法も同じように人々を驚かせることだろう。これらの内容は北京五輪の際と同じく、国家級の秘密であるため、公表されなかった。

「人民網日本語版」2008年8月23日

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