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心痛む踏みにじられた北極
発信時間: 2010-12-30 | チャイナネット

 

ここ数年の北極は、頻繁な人類活動によりひどく破壊され、かつて美しかった土地は、捨てられたドラム缶が積み重なっている。

ロシアの北極海岸でまず目に入るのは、大量のゴミと錆びたドラム缶だ。ランゲル島には多くの白フクロウやガチョウ、コクガン、白キツネ、ゾウアザラシなどの動物が生息している。

かつて政府はこの島に取引所やトナカイの飼育場、軍用空港、防空工事の基地などを建設し、大量の燃料や潤滑油、作業設備、200人分の住民の食料や生活必需品をこの地に運んだ。人が去ったあとは、残されたゴミや使われなくなった設備の廃棄場になり、基本的にほとんどのくず鉄は海岸の南に集中している。

大部分のドラム缶はまったく使い道がない。しかしその中にはまだ多くのガソリンや食用油、ディーゼルオイルが残されている。これらの油は錆びたドラム缶から染み出し土壌の汚染を招いているが、旧ソ連時代に航海救助に提供した動力の放射性電池に比べれば危害は少ないという。

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