東日本震災により深刻な被害を受けた宮城県南三陸町で14日、間もなく契約が満期になり、15日に帰国する予定だった中国遼寧省と山東省出身の中国人研修生21人を「鳳凰網」の記者が訪ねた。
震災後、家族と連絡ができない彼女たちは、自分が無事であることを家族に知らせたくて、1日も早く帰国できることを望んでいると語った。
涙ながら自分たちの経験を語る山東省からの研修生・侯成娟さん(右)、李佳佳さん(中央)と王会さん。
株式会社渡冷(宮城県石巻市)冷蔵倉庫業の真っ暗な宿舎に避難した遼寧省出身の楊丹さん、趙玉鈴さん、趙楊さん、莫娅傑さん、趙微偉さん、毛秀紅さん、董英さんと王慶良さんら9人の研修生たち。工場が高い場所に建っているため、彼女たちは命拾いした。
宮城県南三陸町の避難所に避難した山東省出身の孫燕芳さん(中)。