韓国のタクシードライバーのうち65歳以上の老人が占める割合は約5分の1に達する。今年67歳の劉在俊さん(男性)はタクシードライバー歴15年だ。「息子にはまだ嫁がいない。子どもに結婚させるためにも、働いて金を稼がないといけない」。劉さんは、「最近は不景気で、仕事を見つけるのがどんどん難しくなっている。この年になってもタクシーを運転できるだけで、私はとても感激している」と語る。
韓国では近年、高齢化現象がますます深刻化している。韓国統計庁が2016年に発表したデータによると、韓国の65歳以上の高齢人口は総人口の約13.2%に達する。高齢者をいかに養うかという問題もこれに続いてやって来ている。この問題を解決するため、韓国政府は社会各界と積極的に協力し、高齢者に適した仕事口を開発し、高齢者の退職後の再就職を積極的に奨励している。ますます多くの韓国の高齢者が仕事を再開し、老いてもやること、楽しいことを見つけて活躍している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月22日