西蔵(チベット)自治区芒康県ナシ族郷の古塩田の風景(5月22日、ドローンで撮影)。西蔵(チベット)自治区昌都市芒康県の瀾滄江(メコン川)のほとりにある古塩田では、今でも最も原始的な手作業による塩作りが行われている。史料の記載によると、唐朝にこの地域で塩作りが始まった。塩田は瀾滄江両岸の山沿いにあり、作業場は木で作られ、透水性に優れたセメントでしっかりと固められている。地元住民は瀾滄江のほとりの塩井と塩湖から塩水を塩田に移し、日干しと陰干しをして塩を作る。遠くから眺めると塩田は入り組んでおり、塩水が鏡のようで、美しい光景を作り出している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年6月1日