「中国の天眼」といわれる国の重要な科学技術インフラである直径500メートルの球面電波望遠鏡(略称FAST)が11日、国の検証を終え、正式に運用が始まった。
FASTは、貴州省の天然カルストの巨大な窪地を利用して世界最大の電波望遠鏡を建設するという南仁東氏を代表とする天文学者らが90年代に打ち出した構想。5年半の歳月を経てチームは、超巨大サイズ、超高精度といった技術的難題を克服、計画通りクオリティの高い任務を遂行し、2016年9月25日に起動、調整段階に入った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月18日