若き深センは生活のテンポが速い都市だが、かつては文化的な中身の欠如により「文化の砂漠」とされていた。
40年の都市発展は、経済高成長の歩みであり、文化の繁栄の歩みでもある。
深センは2003年に率先して「文化立市」戦略を打ち出した。深センは2008年にユネスコから「デザインシティ」の称号を受け、「デザインによる製造促進の経済から、創意サービス型の経済に転換する」という戦略的発展目標を明確にした。
深センは近年、文化の革新的発展で大きな成果を手にしている。クリエイティブデザイン、アニメ・ゲーム、建築設計、文化会展などの産業の急成長は、深センの新たな名刺になった。
統計データによると、深セン市の文化クリエイティブ産業の付加価値額は2018年に2621億7700万元に達し、対GDP比が10%を上回った。文化産業はすでに国民経済の支柱産業になっており、深センの発展で重要な位置を占めている。「深センの創造」「深センのデザイン」も人々から認められている。国内外のデザイン・クリエイティブ賞を受賞する製品が増えている。