写真>新着写真> |
japanese.china.org.cn |15. 02. 2022 |
北京地下鉄、1日の運行距離は赤道53周に相当
2月14日午前、2022北京プレスセンターが主催する「ダブル五輪都市の新気象―2022中外メディア北京の旅」都市イメージ特色取材活動は北京市軌道交通指揮センターを訪れた。記者はアジア最大を誇る軌道交通指揮管理ホールで、地下鉄「大脳」の効率的運営の秘訣を探った。
北京地下鉄の1日の運行距離は赤道53周に相当
北京市は1953年に地下鉄建設を開始し、1969年に中国最初の地下鉄が開通した。2021年末時点で、北京軌道交通の運営路線は27本、運営距離は783キロメートルに達し、世界2位となっている。
軌道交通のサービス効率を高めるため、北京地下鉄は1日1万700本を運行し、ピーク時は820本を同時運行している。1日の運行距離は214万キロメートルで、赤道53周に相当する。
グリーン交通 北京の青空に貢献
北京地下鉄の平日の旅客輸送量は約1000万人(2019年の平日の平均旅客輸送量は1200万人超)で、市民2人に1人が地下鉄を利用する計算になり、1000万人規模の特大「地下都市」を形成している。このようなグリーン交通方式は自動車利用と比べ、地下鉄乗客1人あたり二酸化炭素排出量を77%削減できる。これをもとに計算すると、北京地下鉄の1日あたりの二酸化炭素排出削減量は738万トンで、4億1000万本の樹木の吸収量(約4つのアマゾンの森林)に相当する。
ダブル五輪都市の「地下鉄との縁」
2008年から2022年まで、1つの都市で2回のオリンピックが開催された。オリンピック支線から冬季オリンピック支線まで、急発展した北京軌道交通は大勢の「オリンピックへの想い」と「北京ドリーム」を乗せると同時に、ダブル五輪都市の変化を見届けてきた。