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japanese.china.org.cn |30. 03. 2022

山東半島の海産物養殖に迫る

タグ: 海洋 資源 漁業 海産物
中国網日本語版  |  2022-03-30

 海洋は質の高い発展の戦略要地である。山東省の海岸線は中国の6分の1を占め、海洋資源豊富度指数は中国トップを誇る。


 海に頼って存在し、海に向かって発展。海洋漁業大省の山東省は近年、革新の知恵、モデル転換の心、科学技術の手によって海洋牧場を建設し、海産物を蓄え、海洋科学技術の原動力を高め、海からの優れたタンパク質で国民の食を満たしている。


 山東半島の人と海の物語は、新時代の「海から穀物を蓄える」という実情を表している。


 66歳の中国海洋大学の董双林教授は、中国の海で鮭の養殖が発展することを願っている。



 2011年から、董双林氏と彼のチームは科学技術の課題クリアを目指し、多くのブラックテクノロジーを開発した。現在、黄海海域の「深藍1号」スマート網いけすでは重さ約5キロの鮭が養殖されており、その光景を見た董双林氏は目を潤ませた。水が適温だと、ここで年間30万匹の鮭をとることができ、生産量は1500トンを超える。


 

 深遠海での魚の養殖ははるかに遠い夢ではない。専門家によると、海洋牧場の設備を通し、伝統的な近海での網いけす養殖産業は深遠海に進出し、規模化、生態化、スマート化を実現した。海産物の養殖量と質は共に向上し、消費者の海の幸に対するニーズを絶えず満たしている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月30日