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japanese.china.org.cn |16. 09. 2022

建設中の原子炉の設備容量、中国が世界一を維持

タグ: 原子力 原子炉 エネルギー
中国網日本語版  |  2022-09-16

 


 中国原子力業界協会は15日、「中国原子力発展報告書2022」青書を発表した。青書によると、中国の原子炉は長期的に安全・安定稼働を維持している。2021年以降に新たに稼働開始した原子炉は5基、新規着工原子炉は9基で、うち国産第3世代原子炉「華竜1号」が量産化の段階を迎えた。中国の現在の稼働中の原子炉は53基、設備容量は5560万kWで、建設中の原子炉は23基、設備容量は2419万kWとなっている。中国の建設中の原子炉の設備容量は世界一を維持している。

 

 青書によると、中国の原発安全稼働の業績は、世界先進水準を維持している。2021年には中国の34基が世界原子力発電事業者協会(WANO)の総合指数で満点を記録し、世界の満点の原子炉の44%を占めた。また原発の海外進出も多くの成果を手にした。

 

 また青書によると、中国の非化石エネルギーが一次エネルギー消費量に占める割合は、2030年に25%前後に達する。中国のエネルギー構造のクリーンで低炭素なモデル転換がさらに拡大する。発展の要求に適応するため、中国の原子炉設備容量の拡大は第14次五カ年計画期間(2021−25年)にさらにペースアップし、発電量が大幅に増加する。




 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年9月16日