ニュージーランド地質・核科学研究所は最新の声明の中で、タウポ湖周辺でこのほど地震が多発していることから、ニュージーランドはタウポ火山の噴火警戒レベルを0から1に引き上げるとした。同研究所は20日の声明の中で、持続的な観測によると、タウポ湖周辺では今年5月以降に地震と地層の移動が増加しており、火山の活動傾向が見られるとした。しかし声明は、噴火警戒レベル1は最低のレベルであると指摘した。現状を見る限り、タウポ火山の噴火の可能性は依然として非常に低い。