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japanese.china.org.cn |23. 09. 2022

杭州アジア競技大会まであと1年に際して

タグ: 杭州 アジア競技大会 延期 1年
中国網日本語版  |  2022-09-23



 競技会場がすべて竣工し、大会開催機能検収が終わった。アジア競技大会を迎えるための都市インフラの整備が急ピッチで進められ、会場が事前に開放され人々の運動ブームを巻き起こした。延期された杭州アジア競技大会が23日で、開会まで残り1年を迎える。各種準備作業にも多くの成果があり、「天堂の城」が十分に力を蓄え開催を待っている。

 

 杭州アジア競技大会組織委員会は今年5月、全面的に竣工し大会開催機能検収を終えた56の会場と31の運動場が、原則的に今年7月1日より市民に向け開放されると発表した。

 

 杭州アジア競技大会組織委員会副秘書長、杭州市副市長の陳衛強氏は、「アジア競技大会が1年延期されたが、会場を使わないのではなく全社会の市民に向け開放し、活用することを選んだ」と述べた。

 

 これは一般人に届くアジア競技大会のボーナスの一つに過ぎない。アジア競技大会を契機とし、杭州は嵌め込み式スポーツ施設による「10分間運動圏」の構築に全力で取り組んでいる。都市空間の片隅が全民運動の貴重なスペースになっている。

 

 大会開催成功により都市の格が上がる。杭州は2020年4月に「杭州市アジア競技大会都市行動計画綱要」を発表した。これにはインフラのアップグレード、緑水青山の保護、デジタルガバナンスエンパワーメントなど8件の具体的な行動が含まれる。


 陳氏は、再び残り1年という時間を節目を迎え、「組織委員会は重点的に、会場運行プランの具体化、情報指揮システムの改善、テスト大会による問題点把握と補強、全民運動の雰囲気の醸成による全民アジア競技大会への熱意の刺激などに取り組む。あと1年あるが、我々はこれを新たな力、新たな収穫と見る。これによって、より多くの人がアジア競技大会に注目し、参加し、支持できる」と述べた。


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