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japanese.china.org.cn |29. 09. 2022 |
<第20回党大会代表>唐笑宇さん「最高の製鋼工を目指す」
唐笑宇さん(37)は邯宝製鋼所の特別技術主管、転炉エリア副主任だ。2008年に北京科技大学冶金学専攻を卒業した後、常に生産の最前線に根ざし、科学技術イノベーションに取り組んでいる。一般的な運搬作業員から転炉責任者になり、製鋼技術のリーダーから世界製鋼大会の表彰台の頂点に立った。唐さんは「工場一の製鋼工になる」という「野心」を常に忘れない。
邯宝製鋼所の転炉エリアは設備が先進的で、自動化が進んでいる。唐さんは溢れんばかりの意欲と期待を胸にし、今日も頑張ろうと思いながら転炉エリアに入る。
毎日作業員と共に必死に働き、作業の合間にベテランに謙虚に教えを請い、退勤後にしっかり経験を総括する。学習を好み研究を掘り下げる意欲により、唐さんはわずか2年で運搬作業員から工場で最も若い製鋼工、転炉責任者になった。
唐さんは自分を励ますように、「製鋼業界を選んだのだから、この業界のエリートにならなければ」と語った。
勤務を開始してから14年、唐さんはイノベーションの歩みを止めたことがない。第12回「Steel Challenge World Championship」での決勝戦で、唐さんは50数カ国の選手1515人の中から「プロの部」の優勝者になった。中国の製鋼工の栄誉を勝ち取った。唐さんは近年、全国優秀共産党員、全国労働模範、河北工匠など10数件の国家・省級栄誉を手にしており、今年は中国共産党第20回全国代表大会の代表に選ばれた。
唐さんは、「私の成長において、党組織は常に私の技術革新を力強く支えてくれた。私は必ず組織からの信頼に応える」と述べた。
唐さんによると、原料を高品質の溶鋼に変えるためには多くの工程を踏まえるが、新時代の優秀鋼鉄青年に成長するためには同じように能力を磨く必要がある。絶えず製鋼炉の中に「イノベーションの材料」を加え、技術のボトルネックを解消し、鉄の意志で国に報いることで鉄鋼強国を建設する重責を担うという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年9月29日