江蘇省塩城市には582キロの海岸線、76万9700ヘクタールの湿地がある。太平洋西岸とアジア大陸の縁で面積が最大の、生態保護が最も良好な海岸型湿地を育んでいる。毎年約300万羽の渡り鳥がここで羽を休め、繁殖し、冬を越す。ここは東アジア―豪州渡り鳥移動ルートの中心地点だ。塩城市にある中国黄(渤)海渡り鳥生息地(第1期)は、2019年に世界遺産に登録された。