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japanese.china.org.cn |21. 11. 2022

閩江河口湿地の渡り鳥を守る人々

タグ: 福州 東アジア 渡り鳥 湿地公園
中国網日本語版  |  2022-11-21

 閩江河口湿地は福州市を流れる閩江の河口に位置し、総面積は2381.85ヘクタール。東アジア―豪州間の渡り鳥飛行ルートにおける重要な宿場であり、福建省最大の原生態河口湿地でもある。

 

 林業の技術研究に従事する張潮巨氏は2010年、閩江河口湿地公園を訪れた。湿地科学研究・観測科の責任者である張氏は毎日同僚と共に、保護区内の中心エリアを歩き、鳥類や湿地植生の成長状況を観測・記録し、湿地科学研究課題の調査研究を計画・展開した。

 

 長年に渡る「退養還湿」(養殖を止め湿地に戻す)や植生多様性回復など一連の生態修復プロジェクトを通じ、閩江河口湿地の日増しに退化し「瀕死」に陥っていた湿地が再び渡り鳥の「天国」になった。

 

 張氏は、「湿地保護に終わりはない。あと2年で私は退職を迎えるが、環境保護ボランティアになり、引き続きこの『地球の腎臓』を守りたい」と述べた。

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