世界1機目のC919が検証飛行を開始

　中国東方航空が先ほど交付された世界1機目のC919が、今月26日より計100時間の検証飛行を開始した。東方航空の各システムの受入、C919商用運行に備える各種活動の信頼性を全面的に検証し、旅客を乗せた商用飛行への順調な移行に向け確かな基礎を築く。当日の初の検証飛行のフライトナンバーはMU7801で、上海虹橋国際空港から北京首都国際空港に向かった。

　情報によると、検証飛行は主に航空会社がC919を安全に運航させる能力を検証する。これには東方航空が先ほど策定した同機種に関する政策・基準・規定・手続きの適用性及び操作可能性が含まれる。同時に航空会社の各専門システムの保障能力、及び各種専門人員のC919の安全運航能力を検証することで、航空会社が国産大型旅客機の商用運航後に多くの旅客に優れた搭乗体験を提供し、C919の商業飛行をより安全かつ効率的にする。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月27日