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japanese.china.org.cn |19. 01. 2023 |
新疆アルタイ山脈、ウインタースポーツの流行で観光客が増加
中国西北部の北に位置するアルタイ山脈は高くそびえ立ち、千里連なる。冬の天地は果てしなく広がる。
「アルタイ」はモンゴル語で「金の山」を意味し、金の鉱脈があることから名付けられた。新疆アルタイ築はアルタイ山脈の麓にあるが、現地で暮らす人々は長年に渡り放牧で生計を立てていた。半年にも及ぶ雪の季節、彼らは世間から隔絶され、寒さに苦しんでいた。
「雪の空と大地も金山銀山」という言葉が現地の人々を啓蒙した。雪は自然からもらった発展の潜在力だ。そこで彼らは山を切り開き道路を作り、電線を架けた。広い雪山で高品質発展の新たなチャンスを探し、ウインタースポーツに参加する中国人のために新たな天地を切り開いた。アルタイ山脈の牧民の静かな冬が忙しい冬になった。牧場から外に出て、先祖が到達しなかった、想像さえしなかった遠方に向かう人が増えている。
北京冬季五輪による中国のウインタースポーツのブームを受け、アルタイ山脈の麓で徐々に新たな「鉱脈」が見られるようになった。スキーシーズンになると、現地の飲食店やホテルではスキーウェアを着た、各地の方言を話す観光客が見られる。山間部のスキー場に通じる道路では、スキー板をのせた車が絶えず行き来する。スキーのチャーター便、氷雪観光特別切符の売れ行きが好調で、売り切れになることもある。
アルタイ地区文化体育ラジオテレビ・観光局のデータによると、2016−17年のスキーシーズンに現地を訪れた観光客数は延べ194万人だったが、21−22年のスキーシーズンには延べ1196万1700人に増えた。観光収入は11億7000万元から102億9100万元に増加。