中国の出境団体旅行市場がスムーズに回復

　北京市、上海市、杭州市などの観光客16人でつくる「中青旅遨遊網タイ団体旅行客」が8日午後6時頃、北京首都国際空港に集まり手続きを行い、6日間のタイを満喫する旅に備えた。

　中国は6日より、全国の旅行会社及びオンライン旅行会社による中国公民の20カ国への域外団体旅行及び「搭乗券+ホテル」業務の取扱を試験的に再開した。多くの観光客が自由気ままな旅を開始した。

　中国の感染対策の持続的な最適化に伴い、観光市場の回復ペースが上がっている。旅行会社はこの春の市場の全面的な回復に向け準備を進めている。

　域外団体旅行は観光業者に温もりをもたらした。北京第二外国語学院観光科学学院の厲新建教授は、「中国の域外団体旅行の再開に伴い、観光業は回復・発展の新たな段階に全面的に進む。これは特に出境旅行を取り扱う機関に自信と希望をもたらす」と述べた。