マレーシアの防衛産業展示会、「中国軍団」が登場

　第16回ランカウイ国際海事・航空宇宙展示会(LIMA)が23日、開幕した。世界保健機関(WHO)が、新型コロナウイルスの「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の終了を宣言した後、アジアで初めて開催された大型国際総合性防衛展示会である今年のLIMAは、各界から注目を浴びている。

　今年の曲技飛行の見所は、乗機を殲-10Cに変更してから初のお披露目となる中国空軍の八一飛行表演隊だ。情報によると、八一飛行表演隊は現場で5日連続で曲技飛行を行う。

　今回のLIMAの屋内展示館では、従来の欧米軍需企業の他に、トルコや韓国も自国の装備品のPRに力を入れる。出展する中国の軍需企業は主に中国船舶、中国電科、中国北方工業公司、中国精密機械輸出入有限公司の4社。東南アジア諸国の実情に合わせ、的を絞った主力製品を展示。