(写真は陝西省考古研究院が提供)
国家文物局は30日、「考古中国」重大プロジェクト重要進展活動会を開き、陝西清澗寨溝遺跡などの4件の重要な考古学的成果を発表した。
陝西省考古研究院の情報によると、寨溝遺跡と中原商文明の共存は地域政体において極めて稀で、中国北方地区での確認は今のところ唯一だ。発掘調査により、3カ所・計7基の「甲」型大墓を含む9カ所の高等級貴族墓地が見つかった。これは晋陝高原で規模が最大の、数が最多の、等級が最高の晩商墓地で、商の考古学研究の重大な進展だ。