南方航空と騰訊(テンセント)は6月20日、自主開発した国産の「全自動飛行シミュレーター視界装置」を発表した。シミュレーターは実物と同じ大きさで本物の航空機の操縦室を再現し、模擬視界装置は自主開発した虚像表示技術とゲームエンジン技術をもとに、リアルな没入型の視覚効果を実現。高難度の飛行、飛行システムの故障、悪天候などの状況をシミュレーションし、パイロットはリアルに操縦訓練を行うことができる。
同装置はコア技術の飛躍を実現し、中国の全自動飛行シミュレーター視界装置のビジュアルエンジンの再現度、高い光学性能を持つ虚像技術などを世界先進レベルに押し上げた。