中国・キルギス・ウズベキスタン新ルート、1本目の貨物列車が発車

　鉄筋や絶縁チューブなどの建材を満載した貨物列車が4日午前10時、中国鉄路北京局北京貨物輸送センター廊坊北鉄路貨物置き場からゆっくり発車した。これは廊坊から中国・キルギス・ウズベキスタン「国際インターモーダル」新ルートを経由し運行する1本目の貨物列車で、目的地はウズベキスタンのタシケント。

　廊坊中国・キルギス・ウズベキスタン「国際インターモーダル」新ルートは、鉄道(廊坊〜カシュガル)、国境通過道路(カシュガル〜オシ〜アンディジャン)、域外鉄道(オシ〜タシケント)を採用する国際インターモーダル輸送だ。今年4月に廊坊から霍爾果斯口岸を経由しウズベキスタンに向かった1本目の中欧(中央アジア)班列に続く、北京・天津・河北と中央アジア諸国の貿易往来を支える物流新ルートだ。「一帯一路」の建設と廊坊市のビジネス物流の高品質発展の加速に対して積極的な推進力を持つ。