北京大生が語るZ世代の暮らし—北京大学で初の国際音楽祭が開催

北京大学の龔旗煌学長、王博副学長らが国際サマースクールプログラム2023の除幕を行った

　6日夜、北京大学国際サマースクールプログラム2023の除幕式及び北京大学第1回国際音楽祭が同大学の第一体育場で盛大に行われた。国内外から集まった学生らが共に異文化との出会いを楽しみ、忘れられない青春の思い出を作った。

　北京大学国際サマースクールは2020年に新しく設立されたプログラムで、北京大学で勉強・生活し、中国語や英語で一流の授業を受け、中国の目覚ましい発展を肌で感じるチャンスを海外の学生に提供することを目的としている。今年は60以上の国と地域から1200人以上の留学生を受け入れる予定である。

　今回の音楽祭には、キャンパス歌手コンクールでベストテンに入る素晴らしい選手、息の合った仲間からなる学生バンドが次々と登場した。ステージの後ろに見える博雅塔も、ちょうど良いタイミングで綺麗に点灯した。また、異なる国・地域出身の現役生やOB・OGらが英語や日本語、韓国語、ドイツ語、広東語、閩南語など多言語と方言の歌を歌い、会場全体をさらに盛り上げた。

　この真夏の夜は卒業シーズンのエピローグであり、賑やかな夏休みの幕開けへの節目でもある。会場に集まった人々は音楽に合わせてペンライトを振り、友情と情熱が溢れる雰囲気の中で青春の味わいを満喫した。

(文・写真=劉牧原 北京大学日本語通訳修士)