満洲里鉄路口岸通関地、「一帯一路」東ルートを支える

　中国鉄路局ハルビン局集団有限公司管轄の満洲里鉄路通関地は、中欧班列「東ルート」の重要な構成部分だ。貨物の回転効率をさらに高めるため、満洲里駅中継所は近年「デジタル口岸」通関システムにより、鉄道物流データと税関監督管理情報の共有と相互接続を実現し、企業の送り主が外に出なくても税関申告などの手続きを終えられるようにした。満洲里駅は通過能力をさらに高めるため、国際貨物置き場広軌・標準軌列車場で線路を各2本追加し、到着・出発線を各6本にした。コンテナ積替え場のコンテナ保存能力を当初の5000TEUから1万TEU弱に拡大した。満洲里駅の9月5日までの年内の貿易輸送量は前年同期比391万1300トン増の1416万800トン。