中国共産党は執政党であるから、その対外関係は中国の全般的外交の重要な構成部分をなしている。わが党は対外交流を積極的に繰り広げており、その目的は、中国のより現代化を進めるためにできる限り平和的な国際環境をつくり、「平和共存五原則」を踏まえた上で、各国との健全かつ安定した関係の発展を促進し、世界平和を維持し、経済の発展と人類の進歩を促進するために貢献することにある。
そのためには、わが党はイデオロギーや社会制度の差異について論争せず、わが党との交流を望む全ての国の政党とさまざまな形式の交流や協力関係の発展に尽力しており、相互理解と友情を深め、利益の一致点を追求し、互恵協力を拡大し、国家間の関係発展を促進している。中国共産党は「独立自主、完全平等、相互尊重、内部事務相互不干渉」という原則に基づいて各国の政党と交流している。そのうち、独立自主は新たな党間関係を結ぶ基礎的原則である。わが党は各国政党の独立自主的な地位および各国の社会制度と発展方法を選ぶ権利を充分に尊重し、完全な平等を新たな党間関係を結ぶキーポイントとしている。政党は大小を問わず平等に付き合い、いかなる政党も自党の観点やそのやり方をほかの政党に押し付けてはならない。相互尊重は新たな党間関係を結ぶ前提であり、各政党は他国の政党と国民の経験およびその国情、党情に基づいて選んだ内外政策を尊重するべきである。内部事務の相互不干渉は新たな党間関係を発展させる保証となるものである。各国政党の内部事務は自ら処理すべきで、いかなる外国の政党もそれに干渉してはならず、また党間関係を利用して他国の内政に干渉してはならない。
「チャイナネット」2007/09/19