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党中央は反腐敗活動を高度に重視 一部の分野で腐敗現象がまだ厳重

10月14日午後4時半、中国共産党第17回全国代表大会(以下「十七大」と略称)スポークスマンの李東生氏は人民大会堂で、大会に関する初の記者会見を行ない、内外約600人あまりの記者が出席した。

李スポークスマンはまず、国内外、香港、澳門(マカオ)、台湾からの取材記者に歓迎と感謝の意を述べ、次に大会は明日(15日)午前9時に人民大会堂で開幕し、会期は15日から21日までの7日間であることを明らかにし、更に予備会議で確定した主要な議事日程や「十七大」に関する記者の質問に答えた。

反腐敗問題は社会各界で非常に注目されている問題であり、党員と大衆の「十七大」への期待の一つでもある。

第16回全国代表大会以来、党中央はたくさんの重要な案件を厳しく取り締まってきた。中には陳良宇、杜世成のような上層幹部の違法事件をも含む。腐敗問題が本当に抑制されたかどうかという記者の質問に対して、李東生氏は、「腐敗問題は世界的な難題で、世界各国が非常に重視しているが、私見では、まだこの問題を徹底的に解決した国は一つもない」と答えた。

中国共産党は反腐敗活動を高度に重視し、厳しい措置を多く取ってきた。第16回全国代表大会以来、党及び社会全体の共同的努力のもと、党が廉政を行うことと反腐敗活動は基層から発展し、改革の中で創新し、新進展を遂げた。特に、党の規律と政治の規律を厳粛にし、商業界で行われる賄賂を取り締まり、法に触れる行為を行った者を徹底的に摘発し、国民の利益を損なう不正な風潮を是正し、改革と制度の革新面で大きな効果を収めた。

全体的に言えば、この5年、反腐敗活動は次第に強化され、腐敗は抑制の方向に向かい、党の廉政と反腐敗活動は全体的に見て良い情勢になってきたといえる。反腐敗問題の困難さと複雑さを考慮しつつ、中国共産党はこの問題の解決に向けて終始明晰に対応している。

しかしながら、党が廉政を行うというタスクは依然として困難なものである。一部の分野における腐敗現象はまだ深刻で、大きな腐敗問題がしばしば発生し、ごく少数の幹部、特に上層幹部の規則違反の影響は多大で、一部の大衆の利益を損なう問題は根本的に解決されてはいない。

中国共産党は終始冷静さを保っている。第16回全国代表大会以来、胡錦涛総書記をはじめとする中央委員会は「抜本的および表面的問題の解決」「総合的取締り」「処罰と防止対策」「予防重視」という戦略的方針を堅持し、腐敗的犯罪を断固として取り締まると同時に、抜本的腐敗対策、予防、制度の整備をより重視すべきだと強調した。各地域、各部門は根本から腐敗を予防し、様々な取り締まり活動が当面、広く行われ、これは着実かつ秩序をもって、スムーズに進められている。

「チャイナネット」2007/10/15

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