米韓両国の6カ国協議首席代表が14日午後、15日から17日に開催される各作業部会と、19日に開催予定の第6回6カ国協議に出席するため、相次いで北京入りした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
米国首席代表のヒル国務次官補は北京到着後、「朝鮮半島非核化」「北東アジアの平和・安全保障体制」の両作業部会と第6回6カ国協議への出席のほか、国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長との15日の会談への期待を表明した。
韓国首席代表の千英宇・外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長も「次期協議での前向きな成果を希望する。韓国もこれに向けて努力する」と述べた。
韓国が議長国の「経済・エネルギー協力作業部会」は15日に、中国が議長国の「朝鮮半島の非核化作業部会」は17日に、北京でそれぞれ会合を開く。ロシアが議長国の「北東アジアの平和・安全保障体制作業部会」も近く会合を開く予定だ。これに先立ち、米朝・日朝の「国交正常化作業部会」も、今月初めにニューヨークとベトナム・ハノイでそれぞれ会合を開いた。
写真(左):作業部会出席のため北京入りした米国首席代表のヒル国務次官補(14日)
写真(右):同、韓国首席代表の千英宇・外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長(14日)
「人民網日本語版」2007年3月15日