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朝鮮、各国に一層の情勢緩和を希望

朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議が19日午前、北京で開幕する。第5回6カ国協議・第3段階会議で採択された重要文書、「共同声明履行の初期段階措置」の共同文書がその基盤だ。協議では主に各作業部会の報告を受け、共同文書の履行状況を重点的に話し合い、次段階の措置を検討する。参加各国は協議に大きな期待を寄せ、新たな進展を待ち望んでいる。新華社のウェブサイト「新華網」が報じた。

朝鮮は最近、共同文書履行のために少なからぬ自発的措置を講じ、非常に活発な外交活動を展開している。米国とは3月初めにニューヨークで朝米関係正常化作業部会を開き、真剣に議論し、いくつかの問題で共通認識に達した。韓国とは7カ月間中断していた北南閣僚級会談を再開した。日本ともベトナム・ハノイで朝日関係正常化作業部会を開いた。また、エルバラダイ国際原子力機関(IAEA)事務局長を平壌に招待した。

朝鮮メディアは「6カ国協議は朝鮮半島核問題の平和解決への道を開き、朝鮮半島情勢は多くの面で緩和された。この局面は得難く、評価に値する。各国は引き続き、朝鮮半島情勢の一層の緩和を促すべきだ」と指摘している。また、朝鮮首席代表の金桂冠・外務次官は「朝鮮は今回の協議に真剣な姿勢で臨む」と表明している。

「人民網日本語版」2007年3月19日

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