朝鮮中央通信社(KCNA)は20日の論評で、歴史を正しく認識し、朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議で達した合意を誠実に履行するよう日本政府に要求した。
この論評は、「日本はこのほどの朝日関係正常化作業部会の会議で、これまでの『拉致問題』の解決を最優先する態度を取ったが、これは6カ国協議の合意履行を破壊するものだ」と批判した。
この論評はまた「『拉致問題』はすでに解決された。いま必要なのは、日本が正しく歴史を認識し、過去犯した罪がもたらした損失に充分な補償を行い、また、過去犯した反人類の罪を補うことである」としている。
「中国国際放送局 日本語部」 2007年3月20日