韓国の宋旻淳(ソン・ミンスン)外交通商相は21日、「6カ国協議では、日本が朝鮮との二国間問題に重点を置くべきではない」と指摘した。
韓国メディアの報道によりますと、これは宋旻淳(ソン・ミンスン)外交通商相がこの日、ソウル大学で述べたものである。6カ国協議で日本がとった態度について、宋旻淳(ソン・ミンスン)外交通商相は、「日朝間の『拉致』問題は一定のプロセスと時間を経て解決できるものである。もし、日本が引き続き朝鮮との二国間問題にこだわり、関係各国が共に関心を寄せる非核化問題を無視すれば、多国間協議での発言権を失うだろう」と指摘した上で、「『2・13共同文書』がまだ実施されておらず、各国はさらなる努力を払わなければならない」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」 2007年3月22日