IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は、16日、バンコクで、朝鮮がニョンビョン(寧辺)核施設の中核的な施設を閉鎖したことを、朝鮮訪問中のIAEA査察メンバーが確認した明らかにした。
これは、エルバラダイ事務局長がタイ政府主催の会議で述べたものである。エルバラダイ事務局長は、「閉鎖の過程は順調だった。査察メンバーと朝鮮の協力も良好だった」と述べた上で、原子炉を閉鎖したことは、朝鮮がニョンビョン核施設を封印するために踏み出した重要な一歩だと見なされている。
朝鮮外務省の報道官は、15日、「朝鮮はすでに14日にニョンビョン核施設を閉鎖した。朝鮮は約束を果たし、『2・13共同文書』に対して誠意を示した」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」 2007年7月16日