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胡錦涛主席、『暖春の旅』を前に日本記者団と会見
発信時間: 2008-05-05 | チャイナネット

胡主席は、両国国民の支持と支援が中日友好を発展させるための基礎だと強調し、記者団に対して、1984年、訪中した3000人の日本の青少年を自ら出迎えたこと、1985年に、中国の青年代表団を率いて訪日したこと、そして、1998年に訪日して多くの日本の友人と交流したことを語った。胡主席はいままでたくさんの日本人の友人と知り合い、その中には政治家、実業家、芸術家などもいたことを述べ、これらの交流を通して日本の人々に対する理解を深めることが出来たと記者団に話した。

「私は彼らとの接触を通して、日本人の情熱、友好、勤勉、知恵および粘り強い精神に深い印象を受けた。そして、私は日本国民も中国国民と同じように、両国の友好を切実に願っていると感じた。今回の訪日を通して、旧友に会うとともに、新しい友達も増やしたい」。

「国家間の関係を構築していく上では、多少の矛盾と問題が発生することもありうる。異なった考えを持つことも正常なことだ。重要なのは双方が誠実に接し合い、友好的に交流を進め、互いの違いを尊重しながら共通点を共に模索し、共同で両国民の友好を促進し、両国関係の発展を維持することである」。

東中国海の油田を共同で開発する問題に関して、胡主席は「両国のリーダーが合意した事柄について、両国の外務省は詳細な意見交換を行い、進展を見せている。双方が共に努力することによって、互いに受け入れられる方策を見出せると信じている。この問題の良い解決策は必ず見つかる」と述べた。

日本輸出餃子の問題に関しては、「中国側は関係者らに、この問題に対して真剣に対処し、踏み込んだ調査を進めるよう指示した。関係者もすでに日本側の関係者と十分な意思疎通を行っている。中国は日本と長期的な食の安全体制を整えることに関して論議と協力を進めていきたい。双方が引き続き協力し合い、できるだけ早く真相を解明することを望む」と述べた。

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