ホーム>>政治>>胡錦涛主席 初の日本公式訪問
胡錦涛主席、『暖春の旅』を前に日本記者団と会見
発信時間: 2008-05-05 | チャイナネット

そして、1組のパンダを中国との共同の研究目的用に提供してほしいという日本側の要請に関しては、「日本の民衆の考えは理解できる。福田首相もこのことに関して注目している様子だ。中国側の責任者らは積極的に検討している」と記者団に伝えた。

北京オリンピックについて、胡錦涛主席は、「各種の準備活動は、順調に進んでいる。中国は、世界各国や各地域のアスリートが北京オリンピックへ参加することを熱烈に歓迎する」と述べた上で、「今回のオリンピックには、日本国民を含む世界各国の国民が参加するものであり、また、国際的な支援を得て、北京市は、特色のある、ハイレベルの大会を開催することができると信じている」と述べた。 

今年開かれるG8首脳と発展途上国の指導者の対話について、胡錦涛主席は、「この対話が、関係国の平等、互恵の精神が反映され、重大かつ早急に解決すべき世界問題に貢献することを期待している」と強調した。

胡錦涛国家主席はさらに、中国中央政府の関係部門がダライラマの個人代表と協議を行ったことを明らかにした上で、「次の段階の協議の条件を作るため、ダライラマ側が、実際の行動によって中国分裂活動を停止し、暴力活動を扇動して北京オリンピックを破壊する活動を停止することを示すよう期待している」と指摘した。

「中国国際放送局 日本語部」より2008年5月5日

     1   2   3  


  関連記事
  同コラムの最新記事