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胡錦涛主席、早稲田大学で講演(要旨抜粋)
発信時間: 2008-05-08 | チャイナネット
 




胡錦涛国家主席は8日、日本の早稲田大学で重要な講演を行った。講演の中で、一衣帯水の隣国である中日両国は、新たな歴史的出発点に立ち、両国関係をより一層発展させる新たな機会に際会している。中国政府と国民は、両国の相互信頼の増進や、友好と協力の強化、未来に関する計画などの面での成果を期待し、日本側と共に中日戦略互恵関係の全面的発展という新たな局面を切り開くことに努めたい、と胡主席は語った。

 

そして、中日関係の長期で、健全かつ安定した発展を促し、両国国民の世々代々にわたる友好を実現するため、両国国民の相互理解を深めなければならない、と述べた胡主席はさらに、歴史と現実の角度から、中国の発展の過程を紹介した。

 

講演の中で、胡錦涛主席は、中国が改革開放30年間に歩んできた過程と大きな成果を振り返ってそれを総括した。当面世界で競争が日とともに激しくなっている中で、一国、一民族が発展するには、鋭意改革に努め、発展に力を入れ、開放を堅持し、人間本位を旨とし、調和を促さなければならないことを改革開放という偉大な実践の中で認識を深めた、と胡錦涛主席は語った。

 

中国は終始平和発展の道を歩む。これは中国政府と国民の戦略的選択である。この戦略的選択は、中国の国情に立脚したものであり、時代の流れに順応し、中国の国内政策と外部政策との統一、中国国民の根本的利益と各国国民の共同の利益の統一を表し、中華民族の偉大な復興を遂げるための避けて通ることのできない道である。

 

中日両国人民の友好往来の歴史に言及した際、胡錦涛主席は、長い歴史の過程において、中日両国国民は互いに交流し、互いに学び合い、自国の進歩と発展を促し、東アジアの文明及び世界文明の宝庫を豊かにしたと述べた。近代に入って、日本の軍国主義者が中国に対して侵略戦争を引き起こしたため、両国の友好関係は大きな打撃を受けた。この不幸な歴史は、中華民族に大きな災禍をもたらすと同時に、日本国民にも大きな被害をもたらした。歴史は最も哲理に富む教科書である。われわれが、歴史を銘記することを強調するのは、憎しみを継続させるわけでなく、歴史をかがみとし、未来に向かい、平和を大切にし、平和を守り、中日両国人民が世々代々にわたり友好であり続け、各国の国民が永遠に平和を享受することである。

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