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胡主席、横浜の中華学校で李白の詩を説明(動画)
発信時間: 2008-05-10 | チャイナネット
 

日本を訪問中の胡錦涛国家主席は9日午後、横浜の山手中華学校を見学し、生徒たちと愉快なひと時を過ごした。

「北京オリンピックのマスコットの福娃のなか、最も好きなのは晶晶・歓歓です。主席はどれが好きですか」

「5つの福娃が全部好きですよ」

胡錦涛主席と生徒たちとのやりとりだ。山手中華学校は孫中山の提案および康有為と梁啓超の協力の下で1898年に横浜の華僑によって設立された世界初の全日制の華僑学校である。中国の国家元首が華僑学校を見学するは、今回は初めて。胡錦涛国家主席は、華僑華人が中国と外国の交流に寄与したことを高く評価し、「山手中華学校は100年余りの歴史があり、多くの傑出した人材を養成し、教え子がいたるところにいる。日本には60万人以上の華人華僑がいる。みんなが苦労して商売を始め、故郷の建設を積極的に支援し、中日の交流と協力のために積極的な貢献をした。中国政府と人民は広汎な同胞が祖国の発展に尽くしたことに心から感謝する」と述べた。

また、胡錦涛国家主席は、教師や生徒らに中国の改革開放の成果及び中日関係の進展について説明し、「中国は近代化の道を急速に歩んでいる。中国はより素晴らしくなるに違いない。中日両国は一衣帯水の隣国である。中日の戦略的な互恵関係を発展させることは両国、両国人民の根本的な利益に合致する。両国の政府と人民の共同努力の下で中日関係はより素晴らしくなると確信する」と述べた。

胡錦涛国家主席はさらに、学校の創始者の名言を引用して、子供たちが学習に努力し中日友好のために寄与するよう励まし、次のように述べた。

「皆さん、学校の創始者である梁啓超はかつて、『少年中国書』という本を書いた。本の中で、『少年が治まれば国家が治まる。少年が富めば、国家が富む。少年が強くなれば国家が強くなる。少年が進歩すれば、国家が進歩する』とし、志を立て強大化をはかり、国家のために尽力しよう少年たちを励ました」

教師と生徒たちは胡錦涛主席の話に心が強く打たれ、熱烈な拍手を送った。潘民生校長は「新しい時代に新しい中日関係を結ぶべきだ。山手中華学校は中国と日本を結ぶ架け橋になりたい。胡錦涛国家主席は我々に大きな期待を寄せている」と述べた。

一人の女生徒は「胡錦涛国家主席の話をしっかりと胸に刻み、大人になったあと、中日友好のために力を尽くしたい」と話した。

「人民網日本語版」2008年5月10日

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