吉林省長春市で24日夜、中日国交正常化35周年記念コンサートが開催された。上海、瀋陽、撫順でのソロコンサートの経験もある日本のソプラノ歌手・松井菜穂子さんが、中国の青年ピアニスト・張亮さんとともに、すばらしい音楽を披露した。
松井さんは新華社の取材に対し「わたしは中国がとても好きです。自分の歌を通じて日中友好に貢献したいと思っています。両国間の文化交流はそんなに複雑ではなく、簡単なことですが、わたしにとってはとても重要なことなのです」と語った。
東京で中国語を学んだ松井さんは、ステージではいつも中国語を使って聴衆と交流する。「いくつかの活動を通じて、とても友好的な中国の友人と多く出会い、助けられてきました。ですから、活動を通じて最も多くを得たのはわたし自身です。中国に感謝します」――。
コンサートは中日国交正常化35周年を記念して吉林省で20日から24日まで開催された「日本文化ウィーク」の一環。ほかに、日本伝統画展、茶道の実演、日本映画の上映などが行われた。
「人民網日本語版」2007年9月25日