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劇団青年座、中国で『ブンナよ、木からおりてこい』を公演

中日国交正常化35周年及び中日文化・スポーツ交流年に当たる今年、青年座上演の『ブンナよ、木からおりてこい』が、中国文化部の招聘を受けて「アジア藝術フェスティバルに参加することになった。「アジア藝術フェスティバル」は、中国文化部が主催しているもので、1998年から毎年開催されている。この芸術祭の趣旨は、世界の人々にアジア芸術文化の魅力を紹介するとともに、アジア各国の異なる芸術が一堂に会することによって、相互理解と友情を深めることである。

29日、青年座は北京の海淀劇院で、『ブンナよ、木からおりてこい』を公演した。この劇は水上勉氏の小説を脚色したもので、未知の世界を求めて椎の木に登ったトノサマガエルのブンナが、弱肉強食の自然界で、死を目前に壮絶な「生きるための戦い」を繰り広げるという物語である。

1981年、青年座は初めて中国でこの劇を公演した。これは中国のこれから社会に出ようとする若者にとって啓発的な劇であっただけでなく、改革開放したばかりの中国の劇団の参考ともなった。26年後の現在、青年座がまた、この経典的な作品を、現在大きな変化の途中にある中国の舞台で公演することは、重要な意義を持っており、中日間の文化交流の歴史上、輝かしい一章であるといえる。

この公演は大きな成功を収め、観衆たちの好評を博している。

「チャイナネット」2007年9月30日

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