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適切な時期に発足した田中内閣

1972年2月、アメリカのニクソン大統領が中国を訪問した。このことで、長期にわたってアメリカに追従し、中国を敵視していた佐藤内閣の立場を悪くさせ、対中政策も行き詰まらせた。このような状況にあって、政治的な見通しを持ち、行動力もある田中角栄氏は佐藤首相に代わって首相になり、「日中国交正常化の時期が成熟した」ことを明らかにした。  

周恩来総理の指示を受け、新華社国際部の記者は豊かな内容を持つ田中内閣に関する記事を書き、田中首相の「外交の面では、中華人民共和国との国交正常化の実現を加速しなければならない」、大平外相の「日本がアメリカの跡を継ぐ時代はすでに終わり、日本は責任ある行動をとり、独立して決断しなければならない」といった話を引用した。日中国交正常化の実現のため、日本の野党は長期にわたって努力してきたことを踏まえ、記事を掲載する直前、周恩来総理はまた、野党の反応を加えることを記者に指示した。

1972年7月9日、周恩来総理がイエメン共和国代表団と会見した際、特に中日関係に言及し、「ずっと中国を敵視していた佐藤内閣はやむなく期限前に政権を移譲した。7日に成立した田中内閣は、中日国交正常化の実現を加速するというコメントを発表した。これは両国民にとって歓迎させる外交措置である」と語った。周恩来総理のこの言葉は、日本政界の多くの人々の反響を呼んだ。7月18日、日本内閣が会議を開き、「国交正常化を求めるため、日中政府が責任ある会談を行うことが、当面の急務である」という決定をした。

1972年9月25日、田中首相と大平外相が中国を訪問し、29日、中日双方は「共同声明」を発表し、中日国交正常化が実現された。

「チャイナネット」2007年9月30日

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